サーフィンが2020年 東京オリンピックの追加種目になる確率は!?
最近ではトッププロのサーファーが広告塔に起用されたり、ワールドツアーのイベントに異業種からのスポンサーが参入したりと、世界的にスポーツとして確実に人気を集めているいわれている「サーフィン」。
そんなサーフィンが、2020年に開催される東京オリンピックの追加種目として、国際サーフィン連盟(ISA)が国際オリンピック委員会(IOC)に申請されましたね。
オリンピック委員会(IOC)の会長によると、「若者にアピールできるスポーツ」という部分を追加種目に求めている条件の1つとしてあげているようです。
それに対して国際サーフィン連盟(ISA)は「まさにサーフィンがピッタリ!」と、意気込んでいる様子ですね。
追加種目への審査の流れなのですが、まず「国際的な人気」の部分や「入場券の収入」の見通しなどの点で書類審査をし、絞り込まれていくようです。
絞り込みを通過した団体とヒアリングを行った後、2016年のリオオリンピックの開催前には今回の追加種目が決定するようですね。
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サーフィンがスポーツとして活性化するきっかけに!
横乗りスポーツとしてオリンピックでの先駆者となったスポーツは、1998年に日本の長野県で開催された冬季オリンピックの「スノーボード」。
このオリンピックで、スノーボードの「ハーフパイプ」と「大回転」の2種目が正式種目として採用されましたね。
その後の冬季オリンピックのスノーボード種目数は2種目から2014年のソチオリンピックまでの時点で5種目にまで増えています。
このことによって、スポーツとして活性化し、競技人口も増えていくことが分かると思います。
このスノーボードと同じように、サーフィンもまたスポーツとしての活性化と競技人口の増加を願っているのです。
サーフィンを競技として開催する問題点とは?
しかしサーフィンはスノーボードと違って、波がないと開催できません・・・。
通常のコンテストでは、期間内の最もコンディションがいい数日間に開催されます。
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なので、いつコンテストが開催されるか「日程を事前に確定」できません。
となると、最初の国際オリンピック委員会(IOC)の審査基準である「入場券収入の見通し」という部分で厳しいといえることになってきます。
ただ、この問題の解決策として人工波を発生させる「ウェイブプールがサーフィンをオリンピック競技にするためには必要」と、以前から話題になっているようです。
クオリティーの高い波を人工的に再現できれば十分にサーフィンを競技にすることは可能ではあるのですが、これを夏のオリンピックの度に毎回会場に新設することは、かなりお金もかかりますし難しいことですよね・・・。
このようなことから、サーフィンがオリンピックの競技として追加種目になるのか気になるところではないでしょうか!?
サーフィンがスポーツとして活性化することはうれしいのですが、サーファーがこれ以上海に増えるのかと思うと複雑ですが・・・。